WebSphere Application Server Community Edition

WebSphere Application Server Community Edition(通称 WAS-CE(ワズ・シー・イー))は、無償で軽量な J2EE準拠のアプリケーション・サーバーで、Javaアプリケーションを容易に稼動させることができます。

製品概要

WAS-CE は、Apache Software Foundation(ASF)が提供しているApache Geronimoをベースとしたアプリケーション・サーバーです。

WAS-CE は、Geronimoに対して、商用向けの特性(より広いプラットフォームのサポートや、インストーラー/ドキュメントの整備) が加えられた、WebSphereファミリーのエントリー製品として位置づけられています。

Geronimoがオープン・ソースの特徴からも、頻繁なリリース・アップを繰り返すのに対して、WAS-CEは予定された定期的なリリース・アップにより、Geronimoの改良点を反映していきます。

WAS CEの特長

  • 商品面
    • OSS の全面/部分採用が前提であるが、IBM としての信頼性も欲しい
    • 無償で(高速な) IBM JDK が商用利用できる
    • 3rd Party によるバンドル/埋め込みが行いやすいライセンス
  • テクノロジー面
    • ランタイムのカスタマイズが可能 ( GBean アーキテクチャー)
    • 起動・遮断が早い / メモリのフットプリントが小さい
    • ホット・デプロイ機能が充実
  • 向いているケース
    • 単純に J2EE サーバーの機能だけが欲しい
    • 開発・テスト環境のコスト削減を図りたい
製品カテゴリ システム基盤 アプリケーションサーバー
対象ユーザー エンドユーザー、SIer、xSP事業者、デベロッパー
ライセンス 商用ライセンス
価格 無償
サポート料金
提供企業 日本IBM
問い合わせ先 TEL:0120-450-260
Webフォーム:https://www-06.ibm.com/jp/domino03/software/ecatalog.nsf/qu1?OpenForm
関連製品/サービス
資料 日本語マニュアル:http://publib.boulder.ibm.com/wasce/Front_ja.html

スクリーンショット