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2013-05-10

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§1. 64bit OS「Valkyrie's Javelin」

◇概要
 Valkyrie’s JavelinはLinuxベースの64bit OSです。デスクトップ環境にXfce、ウィンドウマネージャーに Xmonad、ランチャーにkupfer、タスクバーにfbpanelを使用しています。
◇OSの特徴
 豊富なLinuxのアプリケーションを使用でき、Windows APIレイヤー「Wine」を通して、Windowsのアプリケーションを使うことが出来ます。WindowsやMac OS Xのようなコンポジット型のウィンドウシステムと違い、ウィンドウを重ねずに整列して表示するタイル型ウィンドウシステムを採用しています。ほとんどの操作をキーボードだけで出来るように設計しました。
◇Valkyrie’s Javelinに搭載されているアプリケーション
・Linuxカーネル3.8
・デスクトップ環境:Xfce 4.10
・ウィンドウマネージャ:Xmonad
・パネル:fbpanel
・情報バー:xmobar
・収録ソフトウェア:
 1.Webブラウザ:Firefox21β、SRWare Iron
  2.Webフレームワーク:Spider Web Framework3
  3.フォトレタッチソフト:GIMP 2.8
  4.テキストエディタ:LeafPad
  5.ベクターグラフィックソフト:Inkscape
  6.動画編集ソフト:Avidemux
  7.音楽プレーヤー:Audacious
  8.Windows APIレイヤー:Wine1.5,PlayOnLinux 4
  9.動画エンコーダ:Handbrake,WinFF
  10.オフィスツール:LibreOffice 4.0
  11.動画プレーヤー:VLC
  12.CD作成ソフト:Brasero,Xfburn
  13.Bittorrentクライアント:Transmission
  14.音源変換・音量調整:easyMP3 Gain,soundconverter
  15.FTP:Filezilla
  16.SSH:OpenSSH
  17.コミックビューア:Comix
  18.ダウンローダ:JDownloader
  19.リマスターツール:Ubuntu Builder
  20.LiveUSB作成:UNetbootin
  21.2chブラウザ:JD
  22.メーラー:Sylpheed
  23.PDFビューア:evince
  24.ジョイパッドキー割り当て:QJoyPad
  25.デスクトップキャプチャ:RecordMyDesktop
  26.GUIインストーラ:Ubiquity
  28.アンチウィルス:ClamAV
  29.rootkit・ワーム検出:chkrootkit
  30.メディアセンター:XBMC
  31.Webサーバ:Apache
  32.コマンドランチャー:kupfer
  33.V8 JavaScriptエンジン搭載サーバプラットフォーム:Node.js
  34.スクリプト言語:Python、Perl、PHP
  35.VNCサーバ:X11VNC
  36.MTP接続ソフトウェア:gMTP

◇Synapticパッケージマネージャーでhomeディレクトリにある「install_app.py」というPythonスクリプトを実行することでインストール出来るアプリケーション
  1.プロキシソフトウェア:Tor
  2.JITコンパイラ搭載Pythonエンジン:PyPy、Cython
  3.JVM用スクリプト言語:Scala、Jython
  4.Java製IDE:Eclipse

○ValkyrieのXmonadキーバインド
 ModキーはWindowsキーに設定しています。

Mod+Shift+c - ウィンドウを閉じる
Mod+Shift+Mouse Left key - ウィンドウを閉じる
Mod+Shift+Enter - ターミナルを起動する
Mod+space - レイアウトアルゴリズムを変更(縦分割→サークルレイアウト→フルスクリーン)
Mod+Shift+space - デフォルトのアルゴリズムに戻す
Mod+n - フォーカスウィンドウを正しいサイズに戻す
Mod+j/k - ウィンドウフォーカス移動
Mod+Tab/Shift+Tab - ウィンドウフォーカス移動
Mod+m - マスターウィンドウにフォーカス移動
Mod+return - フォーカスウィンドウをマスターパネルとスワップ
Mod+Shift+j/k - フォーカスウィンドウを隣りのウィンドウとスワップ
Mod+L - マスターウィンドウのサイズ比率を広げる
Mod+H - マスターウィンドウのサイズ比率を狭める
Mod+t - フローティングウィンドウをタイルに戻す
Mod+1-9 - ワークスペースを変更
Mod+,/. - マスターエリアのウィンドウ数を増やす/減らす
Mod+b - ステータスバーのギャップをトグルする
Mod+button1 - ウィンドウのフローティングと移動
Mod+button2 - フローティングウィンドウを最前面に移動
Mod+button3 - フローティングウィンドウのリサイズ
Mod+q - Xmonad再起動
Mod+p - dwm-toolsを起動
Mod+1-9 - 数字に対応したワークスペースへ移動
Mod+Shift+1-9 - 現在フォーカスしているウィンドウを数字に対応したワークスペースへ移動
Mod+Shift+q - Xmonad終了
◯コマンドランチャー「kupfer」の呼び出しと使い方
ctrl+spaceキーで起動・停止
呼び出したいアプリケーションの名称を打ってEnterでアプリケーション起動
○GRUB2+ISO+Persistence機能で構成したLinuxシステム
 Linuxをハードディスクにフルインストールせずに使う方法にLiveCDやLiveUSBという方法があります。USBメモリにフルインストールすれば、HDDやSSDにインストールするのと変わりませんが、LiveUSBはGRUB2やSyslinuxからISOを直接起動させることが出来るのでシステムの入れ替えはISOを入れ替えるだけで済むというメリットもあります。そこでUSBメモリでLinuxを運用する場合、「GRUB2+ISO+Persistence機能」の方がフルインストールよりもスマートなシステムを作ることが出来ます。
1.3つのパーティションを作成します。
 ・FAT32でフォーマットし、GRUB2とLiveCDのISOを入れるパーティション
 ・ext2/3/4でフォーマットし、ラベルを「casper-rw」とし、Persistence機能で読み書きするパーティション
 ・ext2/3/4でフォーマットし、ラベルを「home-rw」とし、homeディレクトリとして使うパーティション
2.FAT32でフォーマットしたパーティションにGRUB2をインストールします。
 mountコマンドやGpartedを使ったり、デバイスをマウントした状態でファイルマネージャーで/mediaディレクトリを確認することでパーティションのデバイスファイル名を調べることが出来ます。
ここでは、マウントしたUSBメモリを「/dev/sdb」、そのデバイスファイル名を「/media/919B-EF43」としておきます。

sudo grub-install --no-floppy --root-directory=/media/919B-EF43 /dev/sdb

./boot/grubにgrub.cfgを作成します。これはGRUBのブートメニューの各項目を設定するものです。
LinuxディストリビューションのISOを「linux.iso」とします。

◇Ubuntu/Debian系ディストリビューションの場合

menuentry "linux.iso" {
loopback loop (hd0,1)/iso/linux.iso
linux (loop)/casper/vmlinuz boot=casper iso-scan/filename=/iso/linux.iso persistent --
initrd (loop)/casper/initrd.lz
}

3.FAT32のパーティションにisoフォルダを新規作成し、linux.isoを入れます。
4.PCを再起動させて、BIOSでUSBメモリを第一ドライブに指定してPCを再起動
5.GRUB2経由でlinux.isoをLiveCDとして起動させることが出来ます。出来無い場合はGURB2のインストール方法、grub.cfgの項目の書き方が間違っていないか確認してください。
6.Persistence機能が有効になっているLiveCDはcasper-rwやhome-rwのラベル名のパーティションにユーザーが変更したり、書き込んだりした内容が記憶出来るようになります。casper-rwのパーティションの構成はLinuxディストリビューションの「 / 」以下の構成と同じです。home-rwのパーティションはhomeディレクトリそのものです。

 「GRUB2+ISO+Persistence機能で構成したLinuxシステム」の利点は、「使い勝手はHDDフルインストールしたシステムに非常に近く、ISOの入れ替えだけで新しいシステムを作ることが出来る」ということです。Ubuntuにはたくさんのフレーバーがあるので、複数のフレーバーのISOを入れておけば、様々なフレーバーを手軽に試すことが出来るようになります。

§2.32bit「OpenCarbon

◇OSの特徴
Openbox+fbpanel+xmobarで構成されたOS。比較的軽快に動作します。

◇OpenCarbonに収録しているアプリケーション一覧
・ウィンドウマネージャ:Openbox
・パネル:fbpanel
・情報バー:xmobar
・収録ソフトウェア:
<推奨システム要件>
・Carbon
 プロセッサ:x86プロセッサ
 メモリ:128MB以上
 ストレージ:4GB以上のHDD/SSD/USBメモリ
 ネットワーク:ISDN以上のネットワーク環境

◇収録ソフトウェア:  
  1.Webブラウザ:Firefox18β
  2.フォトレタッチソフト:GIMP 2.8
  3.テキストエディタ:LeafPad
  4.ベクターグラフィックソフト:Inkscape
  5.動画編集ソフト:Avidemux
  6.音楽プレーヤー:audacious
  7.Windows APIレイヤー:Wine1.4、PlayOnLinux 4
  8.動画エンコーダ:Handbrake
  9.オフィスツール:gnumeric、abiword
  10.音源変換・音量調整:easyMP3 Gain,soundconverter
  11.FTP:Filezilla
  12.コミックビューア:Comix
  13.リマスターツール:Ubuntu Builder
  14.2chブラウザ:JD
  15.メーラー:Sylpheed
  16.PDFビューア:evince
  17.GUIインストーラ:Ubiquity
  18.メディアセンター:XBMC
  19.ファイルマネージャ:Thunar
  20.プロキシソフトウェア:Tor
  21.アンチウィルス:ClamAV
  22.rootkit・ワーム検出:chkrootkit
  23.LiveUSB作成:UNetbootin